ノミ•ダニ

ノミは刺されると激しい痒みが引き起こされ、またノミアレルギー性皮膚炎により湿疹、脱毛が誘発されます。また吸血されることで貧血も起こることがあります。

また、このような刺されることで起こる直接的な被害だけではなく、瓜実条虫(サナダムシ）、猫ヘモバルトネラ症、猫引っ掻き病といった病気も媒介します。

マダニの直接的な被害は貧血、皮膚炎があります。また直接的な被害だけではなく、最近人がダニに咬まれ死亡するという痛ましいニュースで有名になった重症熱性血小板減少症候群をはじめ、ライム病、Q熱、バベシア症やエールリッヒア症といった様々な病気を媒介します。

これらのヒトにも危害のある寄生虫は月に一度の薬の投薬で防ぐことができます。

薬の種類は写真のような皮膚に塗布する薬と飲み薬があります。

予防期間は年中の投薬をお勧めしますが、特に暖かい春から秋までの期間は必要です。

自分のペットだけでなく他のペットや人にもうつすこともあるため毎月定期的に予防してあげましょう。

もし、もう既に寄生されている場合は何もせず、そのまま病院に来院ください。特にダニは無理に取ろうとすると頭と胴体が離れ、頭が皮膚に残り炎症が起こることがあります。