おうちの子の口が臭いと思ったことはありませんか?
それは歯石がついているからかもしれませんよ。
もし、臭いが気になったなら一度唇をめくって歯を見てください。写真のような歯に茶色〜黒色のものがついていませんか?それが歯石です。
歯石は放っておくと歯肉炎•歯周炎を引き起こし、歯茎(歯肉)を退縮させ、歯を支える骨が溶け出して歯が抜け落ちます。写真で示す矢印は歯茎(歯肉)がなくなり今にも抜け落ちそうな歯です。
犬は年を取ると歯が抜けることが自然なことと勘違いしている方が多いのですが、それは間違いで重度歯周炎が原因で抜けています。
またこの歯周炎の怖いところは歯の問題だけにとどまらず、そこから腎臓、肝臓、心臓などに悪影響を出すことがあることです。
予防について
歯石は食べ物のカスが歯垢として歯に付着し、歯石へと変わります。
歯石が付着すると歯磨きだけでは取ることができなくなるため、歯石になる前の歯垢の段階で歯磨きをして落としてあげましょう。
歯磨きは無理にして嫌な思いをすると継続するのが難しくなります。
歯石がついてしまい歯茎(歯肉)が腫れている状態で歯磨きをすると痛みから嫌がることもあります。
まずは病院にご相談ください。