狂犬病は犬だけではなく人間にも感染するウイルス性の人獣共通感染症であり人を含むすべての哺乳類が感染します。
◆主に感染した動物に噛まれることにより感染します。
◆不安感、錯乱、興奮、麻痺などの神経症状などを起こし、
最後は昏睡、呼吸障害が起こり死に至ります。
◆人も動物も発症すると治療法がなくほぼ100%死亡します。
予防注射
この恐ろしい病気は日本において昭和31年以降国内での感染発症はがありません。そのため狂犬病が発生しないためにもわんちゃんに対し、予防接種を受けること及び市町村への登録が「狂犬病予防法」で定められています。
狂犬病予防法
わんちゃんを飼い始めた日(生後90日以内で飼った場合は、生後90日を過ぎて)から30日以内に、住んでいる市町村に犬の登録及び狂犬病予防接種を受けなければなりません。
次からは毎年4~6月のいづれかに接種を受けなければいけません。
接種には
登録が済んでいるわんちゃんは毎年市町村からハガキが送られてきますので、このハガキを持って市町村が行っている集合注射会場あるいは動物病院に行って予防注射を受けてください。
初めての場合は、ハガキは来ませんのでそのまま、集合注射会場あるいは動物病院へ行ってください。
鑑札と注射済票
注射を接種すると、2種類の札を受け取ります。
一つは鑑札といって登録番号が記載されています。これは初回にもらうだけです。
もう一つは毎年接種後にもらいます。
両方とも首輪につけなければいけません。