骨折とは外力により骨に変形や破壊が生じ、連続性が破れた状態のことです。
その折れ方によって、横骨折、斜骨折、らせん骨折、粉砕骨折、若木骨折などに分類します。また、皮膚が破けていない骨折の場合を閉鎖性骨折、皮膚が破けている骨折の場合を開放性骨折といいます。
原因
交通事故や高所からの落下や抱いている時の不注意からの落下など
またソファなど低いところの飛び降りでも骨折することがあります。
症状
激しい痛みを伴い、不自然に曲がっていたり歩く時まったく足をつこうとしません。
頭などの骨折では発作などが起こることもあります。
診断
主には単純レントゲン検査により診断しますが、粉砕骨折など骨が複数に割れている場合は正確な位置を見るためにCTなどを撮影することもあります。
治療
骨折の種類や年齢などにより大きく分けて外固定か内固定あるいはその両方を行います。
外固定にはギプスや創外固定など
内固定にはプレート法やビンディング法などがあります。写真はプレートを入れて整復して固定しています。